阪急 プライベース・京阪 プレミアムカー!2024年乗車レビュー

*本記事には広告を含んでおります。

2024年7月21日(日)から、阪急電鉄にとって初めての座席指定サービス「阪急プライベース(PRiVACE)」が運行開始となりました。

はな

待ってました!阪急で初めての有料シート!

夫が鉄道好きということもあり、早速ネット予約。


大阪から京都まで、行きは阪急電鉄のプライベース(PRiVACE)、帰りは京阪電鉄のプレミアムカー(PREMIUM CAR)に乗車しました。

それぞれ乗り比べた特徴や感想をレビューしていきます。

目次

阪急プライベース・京阪プレミアムカーの特徴

はな

それぞれの特徴をまとめたよ!

特徴阪急プライベース京阪プレミアムカー
コンセプト個人的な空間、静寂性観光客向け、開放感
座席1人掛け中心、パーテーション付き2人掛け中心、仕切りあり
シートピッチ1050mm程度1080mm程度
小ぶりでプライベートな空間広々として開放的
内装和テイストで落ち着いた雰囲気モダンで洗練された雰囲気
座席指定料金500円400〜500円

阪急プライベース(PRiVACE)

通常の運賃に加えて1乗車あたり500円(税込)の座席指定料金が必要です。

運行開始時の詳細は以下の通りです。

  • 路線:京都線
  • 対象列車:特急・通勤特急・準特急
  • 運行頻度:1時間あたり2〜3本

ホーム上に案内表示、空席表示モニターがあります。

大阪梅田方面から4両目、中央の扉から乗車となります。

座席指定券を事前に購入していない場合でも、空席があれば乗車可能とのこと。

突然入ってこられた外人さんにも直接、アテンダントが英語で座席指定券の購入手続きをしていました。

車内の座席数は40席。左側に1列、右側に2列の3列シートでゆったりした空間です。

全体的に木目調のデザインで統一されており、一般車両よりも特別感があります。

プライベースは「日常の『移動時間』をプライベートな空間で過ごす『自分時間』に」というコンセプトで設計されていて、主に通勤客の利用を想定しているそう。

阪急の座席と言えば、このゴールデンオリーブ色のシートですよね。

2列シートの中央部分には大きめのパーテーションが設置されているので、プライベートな空間もしっかり保たれます。

リクライニング機能や電源コンセント、読書灯スイッチが備わっています。

リクライニングは背もたれと座面が連動して動く設計になっているので、より快適な姿勢を保つことができます。

足元は広々していて、ドリンクホルダーやマガジンラックなどの設備が備わっています。

読書灯をつければこんな感じ。

肘掛けの中にテーブルが収納されていて、広げるとこんなかんじです。

余談で恐縮ですが。。。

窓はUVカットガラスが採用されているとのこと。持参のUVチェッカーで試すと、ややピンクに変色していたので100%カットされていないようです。日焼け対策はしておいたほうが無難ですね。

焦るはな

いつでもどこでも肌老化防止のためUVチェック!

京阪プレミアムカー(PREMIUM CAR)

プレミアムカーは、京阪電車の座席指定サービスで2017年から運行開始しています。

特急および快速急行列車に導入されていて、平日の朝夕のラッシュ時には、乗車率が100%近くになるほど人気があるそう。

全席指定制で、乗車には通常の乗車券に加えてプレミアムカー券が必要です

料金は、34km以下は400円、34km超は500円です。

プレミアムカー券は、駅の窓口や特急停車駅のホームに設置された購入できます。

または、京阪プレミアムカークラブ会員は、専用ウェブページからネット予約が可能です。

プレミアムカーは、京都と大阪を結ぶ特急列車の6号車に設置されています

外観や内装にあしらわれた金色に輝く専用エンブレムは、京阪特急のシンボルである鳩マークとグレード感を表す三つ星を組み合わせているそう。上質感がありますね。

専属のアテンダントが乗務し、きめ細かなサービスを提供してくれます。

車内の座席数は40席。左側に1列、右側に2列の3列シートでゆったりした空間です。

内装は漆黒色と生成り色を基調とし、金色をアクセントに使用しています。

はな

金色の丸いのが、可愛さと高級感を兼ね備えてる!

大きめのヘッドレストや肘掛なども装備した大きめのオリジナルシートです。

リクライニングできて、ゆったりと心地よく過ごせます。

足元も広々、空間に余裕があります。

全シートにコンセントが装備されています。

大型テーブルも全席に設置し、ビジネス利用にも配慮されています。

なんだか飛行機の座席のようですね。

「ナノイーX」発生装置を搭載し、清潔で快適な車内環境を維持されてて気持ちいいです。

まとめ

阪急電鉄のプライベース(PRiVACE)、京阪電鉄のプレミアムカー(PREMIUM CAR)に乗り比べた情報をお伝えしました。

それぞれの魅力を簡単にまとめると、

  • 阪急プライベース: 周りの目を気にせず、仕事や読書など集中したい方におすすめ。静かで快適な空間で自分だけの時間を過ごせます。
  • 京阪プレミアムカー: 景色を楽しみながらゆったりと移動したい方におすすめ。開放的な空間で、観光気分を味わえます。
はな

この快適さを500円で味わえるなんて、超お得だね!

乗り心地に関しては、揺れや振動は圧倒的に京阪プレミアムカーのほうが少なく、快適でした。

プライベート空間がしっかり確保され、仕事がはかどるのは阪急プライベースですね。

私は主に観光目的なので、京阪プレミアムカー向きですが、あくまで個人の感想です。

それぞれの目的や用途によって快適性は変わると思うので、参考にしていただければ幸いです。

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